BBCがニュースサイトのページで「The return of Rock: Four bands to watch」という特集をしています。
少しずつUKギターロックが盛り上がりを取り戻そうとしているなか、インディメディアのみならず、こういった総合的なメディアも盛り上がり始めているのですね。
取り上げられているのは、Darlia, Royal Blood, Honey Blood, Drengeの4バンドです。
拙い日本語訳ですが、序文と1バンド目のDarliaのところだけ拾ってみました。
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何年もの不振を経てUKロックシーンが生命の息吹を吹き返そうとしている。英国の最も将来性のある4バンドに取材した-
ブラックプール出身の3人組、ダーリアは19歳のネイサン・デイによって結成され、彼は10歳の時からロッカーとしてのキャリアを企んでいた。
ベースのデイブ・ウィリアムス、ドラムのジャック・ベンサムが加わり、バンドはロンドン・グラマーやフローレンス・アンド・ザ・マシーンらの作品にクレジットを持つカム・ブラックウッドとデビューEP、 “Knock Knock(Queen of Hearts, Napalm, Choke on Bonesを収録)”をレコーディングした。
2枚目のEP “Candyman”が今週発売された。
Q: バンドはどうやって結成されたのですか?
A: 小学生の時、ジャックと一緒にプレイしていたんだ。彼はドラムで、俺がギターを。
Q: なぜ今までいずれの作品のリリースも待ってのですか?
A: 小さいころからプレイしてきたけれど、ノベルティバンドにはなりたくなかったんだ。だから、僕らはただ準備をしてきたんだ、本当さ。
Q: その頃の曲はまだ今でもプレイされていますか?
A: もちろんさ!ファーストアルバムやセカンドアルバムに入ってくるであろう曲はその頃に書いた曲さ。
Q: 本当に?ほとんどのバンドが若いころに書いた曲に恥を感じるものだけど。
A: それが問題なんだ。曲ってのは決して離れないんだ。「公園へいくよ!なんとかかんとか……。」ってな感じだけど、結局すぐじゃない。何が起こったかの文字通りの描写さ。それで、それらの曲は20歳になって、そいつらをまた演奏したくなる頃まで生き延びるのさ。
Q: アテンションは割とすぐに得られましたよね?去年の11月にEPが発売されると。君たちはびっくりしましたか?
A: それは僕が望んだ程に早かったけど、僕が思ったよりは早かった。奇妙だったよ。みんながEPに対してこんなに批評するなんて思ってもいなかった。僕はみんながEPを聴いて、「グランジバンドだ!」なんてなるとは思わなかったんだ。
Q: 一つの強い曲で評価されるのは、−人々がツイッターやYouTubeで即断即決するよう促されている – インターネット世代の産物みたいですね。
A: みんなが「ニルヴァーナみたいだ」っていう時は、僕はすごく理解できるんだよね。悪いジャッジメントではないさ。でもそれって、僕らが3枚のアルバムを出したり、世界ツアーをしているのとは違うよね。
でも、このステージで僕がしようとしていることについてわかっているし、どの曲が出てくるのか、どんなエフェクトをそれらが持っているのかはわかっている。ちょっとしたゲーム感覚さみたいなもんさ。
Q: どんな風にですか?
A: EP “Knock Knock” と “Candyman” は、 “心の中の公には出来ない(私的な?)ヴェニュー” −クラブ(やライブハウス)とかみたいなね− で書かれていて。でも、それより後に現れるサウンドは、心の中のもっとより大きなものと共に書かれていくのさ。それが、僕が曲をすぐにリリースしたくない理由さ。最初から巨大なステージで演奏するバンドはいないし、1000人のキャパの会場で演奏するバンドもいない。
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このあたりが上手く日本語訳できませんでした。言いたいことは何となくわかるのだけど…..
Q: 何故、いまロックがカムバックしていると思いますか?
A: それってカビみたいなものさ。もし部屋にカビがあって、それをブラシで払って、どっかにやるなら、それみたいにさ。だけど、長くカビを見るほど、君は何も手を加えなくなる。みんながこのカビについて話すほど、それはおっきくなる。そのカビについて思案するのでいっぱいになって、誰もそれを擦らなくなる。
それがまさに僕が考えることさ。人々がそれ(ロック)を分析するので忙しくなっていくと、ロックミュージックってのは段々成長していく。ロックミュージックって、いつもそうだと思うよ。