期待のリリース多数の2015年を展望する (2)

  • 2015.01.06 Tuesday
  • 12:28
【US / CANADIAN / AUSSIE ROCK】

<PICK UPs>

Tame Impala

Follow Up To Lonerism (2012)
10年代前半を代表する傑作Lonerismから2年半。中心人物のケヴィン・パーカーは別バンドのプロデュースやMark Ronsonの新作参加など別プロジェクトでの動きがあったものの、肝心のテイム・インパラは表立った動きを見せていなかった。が、しかし、今日彼らのマネージメント会社であるSpinnin Top Musicが今年中のレーベルからのリリースとしてテイム・インパラ、ポンド、ザ・ガンズらの名を挙げ、新作の発表は確実となった。作品の中身はキーボーディストのジェイ・ワトソンによれば「less rock, more electronic」だそうだ。

Haim

Follow Up To Days Are Gone (2013)
先日発表されたグラミー賞の新人部門にもノミネートされたハイム。大ヒットを記録した Days Are Gone から1年半となるが、昨年6月のBBC6 Musicのインタビューで新作について「It'll Come Very Soon」と発言している。昨年もフェスやツアーに多忙だった彼女たちだが、今年後半のリリースなら期待できるかもしれない。

Modest Mouse - Strangers To Ourselves

Follwo Up To We Were Dead Before The Ship Even Sank (2007)
ジョニー・マーも参加し、全米1位を獲得したWe Were Dead Before The Ship Even Sank から7年、遂にモデスト・マウスの新作が発表される。バンドは先月インスタグラムにて Lampshades On Fire と書かれた7インチとみられる画像を公開。その後アルバムからのファーストシングルとしてその"Lampshades On Fire"が発表された。いつごろリリースされるのか定かではないが、既にタイトルも明かされており、ここまでくればあとは時間の問題であろう。

<Others -Anticipated Releases >
Alabama Shakes
Battes
Band Of Horses
Baroness
Beach House
Blink 182
Bob Dylan - Shadows In The Night 
(3 February)
Brandon Flowers
Buit To Spill
Death Cab For Cutie
Deafheaven
The Dead Weather
DIIV
The Decemberists - What A Terrible World, What A Beautiful World  
(20 January)
Faith No More
Fall Out Boy - American Beauty / American Psycho 
(20 January)
Limp Bizkit - Stampede Of The Disco Elephants
Marilyn Manson
Metallica
My Morning Jacket
Pond
Of Montreal
Sleater-Kinny - No Cities To Love
(20 January)
The Smashing Pumpkins
The Strokes
Teenage Time Killer
Tool
The Wrens
Unknown Mortal Orchestra

【US MAINSTREAM】


<PICK UPs>
Madonna - Rebel Heart (10 March)

Follow Up To MDNA (2012)
 デモ音源がリークしてしまったことをきっかけに、先月シングル"Living For Love"を含む6曲を先行で公開。そんな新作の話題の一つといえば、昨年PC MusicのA.G. Kookとタッグを組んだQTや、大注目のレーベルNumbersから自身の曲Lemonadeを発表したことも話題となった英国のプロデューサーSophieが参加していること。アンダーグラウンドな動きに留まっていたPC Music周辺、Sophieなど新たな音がメインストリームに出ていくことになる。アルバムにはほかに、Diplo、カニエ・ウエスト、Blood Diamonds、ニッキー・ミナージュらが参加。新作を出すというだけでも注目度が高まる彼女だが、新たな音を取り入れることで今作も全貌が現れるまで目が離せない。

Rihanna

Follow Up To Unapologetic (2012)
 8作目となる新作のリリースが待たれるリアーナ、既にPlay.comにてアルバムのプレ・オーダーのページが一時現れたものの本人は否定。しかし、ラジオDJのDJ Skeeによれば10曲が販売元のデフ・ジャムとレーベル・マネージメントのロック・ネイションに聴かされているとのこと。Skeeは新作は2014年中に出されるとも話していたため、今年には出てくるのではないかと考えられる。また、リアーナはドリームワークスの新たなアニメ映画のサウンドトラックのためにデイヴィット・ゲッタとコラボレーションしているとのもある。今年は彼女から2作アルバムが出されるかもしれない。

<Others - Anticipated Releases>
Britney Spears
Christina Aguilera
Demi Lovato
Imagine Dragons - Smoke + Mirrors
(17 February)
Gwen Stefani
Kelly Clarkson
Meghan Trainor -Title
(13 January)
Mikki Ekko
Meghan Trainor - Title
(13 January)


UK MAINSTREAM

<PICK UPs>
Mark Ronson - Uptown Special (30 January)

Follow Up To Rocord Collection (2010)
 先行シングル"Uptown Funk"が大ヒット中(全英1位、全米2位)の本作は、客演アーティストブルーノ・マーズの他にも、スティーヴィー・ワンダ―(!)やテイム・インパラのケヴィン・パーカーなど、彼らしくベテランやロック畑からも招聘。マイク・スノウのボーカル、アンドリュー・ワイアット、若手女性シンガー、キヨン・スター(Keyone Starr)などが参加。来週リリースということで今年一発目の注目作だ。

<Others - Aniticipated Releases>
Adele 
Diana Krall
Emelie Sande
Rita Ora
Rudimental
Marina & The Diamonds - Froot
(3 April)



 

期待のリリース多数の2015年を展望する (1)

  • 2015.01.02 Friday
  • 23:49
 2014年のシーンを振り返ったとき、もちろん素晴らしい作品に多く出会えたのだが、大豊作だった2013年と比べると、誰もが話題にし、10年後や20年後にも語られるであろう名作となると、その数は多いとはいえなかったのは事実だろう(個人的にはPC MusicやArca周辺など次の時代に大きな役割を果たすかもしれない動きが出てきたことや、UKのギターロックシーンが活況を取り戻しそうなこと、Charli XCXやAriana Grandeなど女性アーティストの活躍などアルバム単位では語れない面白い話題があって楽しかった)。
 またバンドシーンをみれば、ヨーロッパ、アメリカなどの多くのフェスが大物の稼働が少ないことにより、ブッキングに苦労したのも事実だろう(現に今月開催される予定だったオーストラリアのBig Day Outは中止となっている)。ではツアーに出ていなかったバンドたちは2014年、何をしていたのか? その答えはもちろん次なる作品への準備である。
 2015年、10年代のシーンを語るうえで重要となるアーティストや、成長途中の期待の若手など数多くのアーティストが作品をリリースするであろう。今回はリリースが期待されるアーティストの一部をジャンルに分け(ジャンル名は便宜上の区分ですのでご了承ください)、ピックアップしていく。これらのアーティストの新作に期待しながら(もちろんこれから出てくるであろう新たな才能にも)、希望を持って2015年のシーンを楽しもうではないか。今日のところはUKやヨーロッパのロック、(こちらはUK・US関係なく)ヒップホップに注目してチェックする。

 

【UK & EUROPIAN ROCK】

<PICK UPs>

Florence & The Machine

Follow Up To Ceremonials (2011)
 2009年のLungsでデビュー。28週目にして首位を獲得、65週にわたってトップ40入りをするロングヒットを記録(現時点で全世界300万枚以上の売り上げ)、ブリット・アワードで「ベスト・ブリティッシュ・アルバム」を受賞。続く2011年のCeremonialsも同様の大ヒットを記録し、レディング&リーズ フェスティバルではメインステージのセカンド・ヘッドライナーを務めた。今年リリースが予想される作品次第では、サブでもセカンドでもなく事実上の"ヘッドライナー"として多数のフェスに出演することも期待される。

The xx

Follow Up To Coexist (2012)
 「10年代のシーンに一番の影響力を与えたのは誰?」そう聞かれたとき、この3人組の名前は答えの一つに実にふさわしい。2013年のグラストンベリーでのセカンド・ステージ、フジロックのホワイト・ステージでのヘッドライナーなどの好演を含むツアーを終えてからしばらく休暇に入っていたバンドだが、10月にThe Faderのインタビューで次作について、バンドの頭脳、Jamie xxが「制作中の曲が多数ある」と語った。またJamie xxはソロ作のリリースも計画中だ(2014年発表されたソロ曲はこちら)。

The Maccabees 

Follow Up To Given To The Wild (2012)
 長らく停滞に陥っていたUKのギターロックシーン、その中での2013年の喜ばしいニュースの一つ - それはボンベイ・バイシクル・クラブ(以下BBC)の新作 So Long See You Tomorrow のアルバムチャート首位獲得だろう。BBCはデビューこそそこまで華々しくなかったものの、前々作から徐々に順位を上げ、4作目にして遂に首位の座を獲得したのだ。そんなBBCと比べたくなるのがこのマッカビーズだ。彼らもBBC同様、デビュー時から爆発的な人気を誇っていたわけではないが、着実な成長の元、前作Given To The Wildでアルバムチャート4位を記録。その成長はチャート上のみでなく、マーキュリー・プライズへのノミネートや「NMEの年間ベストアルバム6位に選出」など批評面にも現れた。バンドは元日にFacebookで2015年中に新作がリリースされることを発表した。久々の来日、更にBBC同様の華のあるチャートアクションも新作には期待したい。

Muse

Follow Up To The 2nd Law (2012)
 10年代のロックシーンにおいて確実にどのフェスに出演してもヘッドライナーとして登場。不動の人気を世界で獲得しているミューズ。ここ2作では目立っていなかったヘヴイなギターサウンドが新作にフィーチャーされると明かされており、2001年のセカンド・アルバム Origin Of Symmetry が彼らのフェイヴァリットの管理人は期待を高めている。既にRock Werchter, Pinkpopなど20近いフェスへの出演が決まっており、その中にはDownload Festivalなどハードロック色の強いフェスの名があるのも気になる。

The Vaccines

Follow Up To Come Of Age (2012)

Palma Violets

Follow Up To 180 (2013)

Drenge

Follow Up To Drenge (2013)

<Others -Anticipated Releases->
Belle & Sebastian - Girls In Peacetime Want To Dance (20 January)
Black Sabbath
Chvrches
Circa Waves
Coldplay - A Head Full Of Dreams
Darlia
David Gilmour
Django Django
Enter Shikari - The Mindsweep 
 (15 January)
Fat White Family
Fleetwood Mac
Ibeyi
The Libertines
Mumford & Sons
Noel Gallagher’s High Flying Birds - Chasing Yesterday  
(2 March)
Peace
Portishead
Publics Service Broadcasting - The Race for Space
(23 February)
Radiohead
Savages
Spector
Two Door Cinema Club
The Wombats - Glittierbug
U2
Wolf Alice



【HIPHOP and R&B】

<PICK UPs>


Kendrick Lamar

Follow Up To Good Kid M.A.D.D City (2012)
 彼の前作Good Kid M.A.D.D Cityが10年代のシーン -ヒップホップシーンのみならず音楽シーン全体- において傑作とされていることについては改めて語るまでもないだろう。ギャングスタラップのスタイルをとりながらも、独特の間の取り方や内省的な歌詞を武器に現シーン最強のラッパーの一人となった彼。昨年発表したアイズレー・ブラザーズの"That Lady"をサンプリングしたシングル"i"は多くのファンから賞賛を得た。その"i"も収録されることになるであろう新作は、ヒップホップシーンでいま最も発表が待たれる作品の一つだ。

Kanye West


Follow Up To Yeezus (2013)
 2010年のMy Beautiful Twisted Dark Fantasyも、2013年のYeezusも「歴史的名盤」の名をもって迎えられた。そんな彼の新作への期待は、昨年「きゃりーぱみゅぱみゅも参加、トラックリスト公開」という記事(もちろんデマであった)が一時あがってしまったほど。一時は「リック・ルービンやQ ティップと制作中、2014年中に発表か」と報じられたが、結局昨年フジロックを含むツアーの一部を制作のためにキャンセルしながらもリリースに漕ぎ着ける情報はなし。元日にポール・マッカートニーとの共作"Only One"が発表されたことだし、今年は確実に出てくるだろう。今度は何をやらかしてくれるのか、新作の中身が気になるところだ。

Frank Ocean


Follow Up To Channel Orange (2012)
 リリース前からの厚い期待に応えるような名盤Channel Orangeのリリースから2年。昨年は新曲"Memerise"を発表、12月にはLil Bとのスタジオ入りも報じられた。10年代のR&Bシーンの最重要人物の一人、彼の新作の2015年中のリリースもまた確実であろう。

Miguel


Follow Up To Kaliedoscope Dream (2012)
 グラミー賞受賞曲"Adorn"も収録された前作の発表以降も他のアーティストとの客演、さらに楽曲提供、そして昨年の人気ドラマGirlsのサウンドトラック用の新曲発表など多忙な日々が続いたミゲル。自身の新作についてのニュースが待たれる中、12月に突如彼のサウンドクラウドページに新曲3曲がドロップされた。今年も多忙な男となりそうだ。

<Others - Anticipated Releases->

50 Cent - Street King Immortal
Chance The Rapper & Social Experiment - Surf
Drake - Views From The 6
Freddie Gibbs - Lifestyle Of The Insane
Iggy Azalea
Jeremih - Late Night The Album
Joey Badass - B4.DA.$$.
Kid Cudi - Man On The Moon
Kid Ink - Fullspeed 
(3 February)
Kwabs
Lil Wayne - The Carter V
Ludacris - Ludaversal
(31 March)
Lupe Fiasco - Tetsuo & Youth (20 January)
Meek Mill - Dreams Worth More Than Money
Migos
Nas
Novelist
Ne-Yo - Non Fiction
(20 January)
Pusha T
Run The Jewels - RTJ3
Stormzy
Ty Dolla $ign
Vince Staples
Wale - Album About Nothing
(31 March)



 

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